22曲目 救いがなさすぎ(笑)

「樹」

 

暑いときには、近くに来てください

 

ぼくに、よりかかって休んでください。

 

ぼくの葉っぱで日陰を作るから。

 

雨のときには、近くに来てください

 

ぼくに、よりかかって休んでください。

 

ぼくの葉っぱで屋根を作るから。

 

 

泣きたいときは 泣いてください

 

ぼくによりかかって 泣いてください。

 

ぼくは、だきしめることはない

 

ぼくは 枝しか 枝しかないから

 

ぼくは、もらい泣きすることはない

 

ぼくは 穴しか 穴しかないから

 

 

いつか、

 

ぼくが、切り株になったときは

 

ぼくの上に 座ってください。

 

あなたのすてきな人と

 

ぼくの上に 座ってください。

 

ぼくは、泣くことはない。

 

ぼくは 木目しか 木目しかないから

 

 

21曲目 未来予知

「涙」

 

あなたがぼくにきすをしたなら

 

ぼくははしってかえるだろう

 

あなたはひとりでないている

 

ぼくも ひとりでないている

 

だって だって だって

 

すごくうれしいから

 

ゆめにまでみてた

 

ぼくにはもったいないよ

 

あなたのなみだと

 

ぼくのなみだは

 

まぜるとどんないろ

 

 

あなたがあいをもとめたとき

 

ぼくはきづかないふりをする

 

あなたがひとりでないている

 

ぼくは ひとりでないている

 

だって だって だって

 

すきなひとはまもるから

 

それはほんとうの

 

ぼくのきもちだから

 

あなたのきもちと

 

ぼくのきもちは

 

まじわることはない

 

 

いつかあなたとぼくのなみだが

 

おなじいろになる

 

そんなひをゆめみて

 

ひとりでうたってる

 

ひとりでないている

 

 

7曲目

「初対面のヤキモチ」

 

あなたの返事のないこの時間が

永遠に思える

 

あなたが答えてくれた瞬間

一瞬の喜び

 

何度もかみしめる

 

くだらないこと書いたかな

まだ会ったばかりなのに

 

時間をおいたつもりが

何度も送ってる

 

あなたの、そばに、いるのは

どんな人なの?

 

あなたの、そばに、いるのは

どんな男なの?

 

何も、見ていないのに

何も、聞いてないのに

 

ヤキモチやいている

 

 

あなたが、送ってくれた写真を

待ち受けにしてる

 

あなたの、写真なら太陽の写真の

ように、ずっと見ていられる

 

あなたの写真の

瞳の中にいるカメラを構えている人は

どんな人なの

 

あなたが見つめているカメラを構えている人は

どんな男なの

 

写真を見ただけなのに

写真を送ってくれたのに

 

ヤキモチやいている

本当に好きだから

 

 

8曲目

「始まってすらいない恋」

 

あなたに逢えてよかった

 

あなたは私に会えてよかったのかな

 

扉を開けたぼくを

 

笑顔で迎えてくれた。

 

ノックもしなかった

 

呼び鈴も押さなかった

 

それでも笑顔で

 

笑顔でありがとう

 

 

あなたは、笑いながら

 

ナンパされたと言いました

 

ぼくは、うろたえながら

 

心のなかで、本気の、

 

ナンパだと言いました

 

眩しすぎる笑顔で

 

例えでなく、ほんとに眩しくて

 

ナンパした私に

 

ほんとにありがとう

 

ほんとは、手を繋いで

 

一緒に行きたいよ

 

だけど、あなたは、

 

だけど、あなたは、

 

翼があるから

 

だけど、ぼくには

 

たけど、ぼくには

 

扉を開けたこの手で

 

ぼくは、手を振ろう

 

 

6曲目 初めて詞と、曲が降りてきました

6曲目

ありがとう

作詞 金子喜彦、

作曲 金子喜彦、

あなたが言った。

いつもありがとうって。

ぼくが答えた。

あなたを傷つけた。

ぼくも、いつもありがとうって

ぼくも、いつもありがとうって

あなたのように、ありがとうって

あなたが好きだから。


ぼくが、言った

あなたが好きですと。

あなたが言った。

僕は傷ついた。

ぼくは、いつもありがとうって

ぼくは、いつもありがとうって

あなたのように、ありがとうって

あなたに言ったのに


桜の花が咲いている

今僕は気づいたんだ

ほんとうにありがとう


いまは、いつもありがとうって

未来も、いつもありがとうって

あなたに、いつもありがとうって

心から言えるんだ

ほんとうに

ありがとう